隠れ京都案内>東山周辺>元和キリシタン殉教の地(川端正面・正面橋)
執筆者: 木ノ下 千栄(きのした ちえ) | ||||||
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信者は、女性を含んでいましたが、老若男女の区別なく十字架に磔にされ悲惨な最後をとげました。
この処刑は京における最大のキリシタン弾圧であり、宣教師が「古代ローマ皇帝のネロにまさる残虐の所業」評したといわれています。 このような無差別、非情な大虐殺がありましたが、平安遷都1200年記念の年であった1994年8月、この地に「元和キリシタン殉教の地」と刻まれた、美しい鞍馬石の石碑が建てられました。 また、2007年にローマ法王庁は、日本の殉教者188人に「福者」の称号を与え、その中に、京都の殉教者の名も加えられたそうです。 近くの史跡にこんな悲劇の事件があったとは、驚きでした。さらに詳細を知りたい方は、『京のキリシタン史跡を巡る〜もう一つの京都 風は都から〜』(2007年5月)が詳しいので、ぜひ、ご参考になさってください。史跡場所:「元和キリシタン殉教の地」(東山区川端通り正面上る西側歩道) ※この画像は「京都市内キリシタン遺跡 案内」様から転用させていただきました。 |
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