美味創心 上生菓子の世界展
見て美しく、食して旨く、しかも茶の味わいを邪魔することなく、時には豪華に、また時にはつつましげな姿につくり継がた京菓子。その中でも上生菓子は京菓子の頂点に君臨する華といえましょう。テーマと素材の組み合わせや取り合わせによる面白さをお楽しみください。 |
正月の上生菓子
此花 |
追羽根おいばね |
福寿草ふくじゅそう |
初梅(練りきり・こしあん製) |
松寿(きんとん・粒あん製) 上部の小豆は「招ぎ代おぎしろ」 |
竹の音たけのね(練りきり・こしあん製) 「音おと」に |
1月中旬〜2月中旬の上生菓子
寒中花(きんとん・粒あん製) |
香梅(薯蕷・薄紅あん製) |
水仙(ねりきり・こしあん製) |
冬萌え(きんとん・粒あん製) |
寒梅(ねりきり・こしあん製) |
寒牡丹(ねりきり・こしあん製) |
2月初旬〜3月初旬の上生菓子
下萌え(きんとん・粒あん製) |
早蕨さわらび(薯蕷・こしあん製) |
寒椿(ねりきり・こしあん製) |
雪割草(きんとん・粒あん製) |
早春(本練り・小倉羊かん) |
初音(ういろう・備中白あん製) |
3月初旬〜4月初旬の上生菓子
ひとひら(ねりきり・こしあん製) 時には儚く、時には悩ましげに散る |
うららか(きんとん・粒あん製) 新春の気分の高まりと |
菜の花(ねりきり・こしあん製) さわやかな野原に点々と |
土筆つくし(薯蕷・こしあん製) ぽかぽかと暖かな日差しに |
春景しゅんけい(きんとん・粒あん製) 長い冬が終わり、晴れやかな |
胡蝶こちょう(ういろう・備中白あん製) ひらひらと野原を飛び交う |
3月下旬〜4月下旬の上生菓子
さくらさくら特集(桜を題にした上生菓子)
春風(薯蕷・緑あん製) やわらかな風に花びらが舞う――。 |
爛漫(きんとん・粒あん製) はらはらと乱れ舞う春の |
春野(ねりきり・こしあん製) 菜の花畑にかわいらしい胡蝶が |
宴うたげ(ねりきり・こしあん製) 満開の桜花のもと、華やかに歌会を |
すみれ草(きんとん・粒あん製) 紫の小花が風にゆれて… |
みず温む(ういろう・備中白あん製) お池の魚も動き出し、水面が揺れます。 ういろうの柔らかな口当たりをお楽しみください。 |
5月初旬〜6月初旬の上生菓子
青葉(ねりきり・粒あん製) 目がさめるように美しい新緑。 |
躑躅つつじ(きんとん・粒あん製) 万葉集でも「つつじ花にほへる君」とも歌われる、 |
藤棚(薯蕷・こしあん製) 晴れの場にふさわしいその優美な姿に |
牡丹ぼたん(ねりきり・こしあん製) 花の華やかさ、色の多様さで |
山吹(きんとん・粒あん製) 山野にちらちらと咲く黄金の山吹は、 |
唐衣からころも(ういろう・備中白あん製) 袖が大きく広がった唐衣の |
6月初旬〜7月初旬の上生菓子
清流(ねりきり・粒あん製) 『千載和歌集』・俊恵法師の |
手毬花(錦玉・白あんと粒あんの二重あん製) 手毬花は紫陽花・こでまり・ |
枇杷(ういろう・備中白あん製) ほんのり黄色づいた小さな枇杷を |
撫子なでしこ(ねりきり・こしあん製) 『枕草子』にも「草の花は撫子」と |
紫陽花あじさい(きんとん・粒あん製) 雨露にしっとりと濡れそぼつ |
若鮎わかあゆ(薯蕷・こしあん製) 鮎は古来より珍重され、 |
7月初旬〜8月初旬の上生菓子
岩清水(錦玉製) 山あいの岩間をゆく |
露の宿(ねりきり・こしあん製) しっとりと露の置いた |
露草(きんとん・粒あん製) 潔い色と凛とした表情の露草。 |
涼風(きんとん・粒あん製) 風を受けて揺れる |
山野やまの(ういろう・備中白あん製) 夏の山に咲く、山ゆり色の外郎を |
青楓あおかえで(薯蕷・こしあん製) 目に涼しげな青もみじを表した、 |
8月初旬〜9月中旬の上生菓子
涼風(薯蕷・こしあん製) 秋の予感を感じさせる蜻蛉の |
夏姿(ねりきり・こしあん製) 浴衣の袖をひらひらさせて歩く少女。 |
木々の露(きんとん・粒あん製) 終わりゆく夏の風情を惜しんで…。 |
桔梗(ねりきり・こしあん製) 秋の七草、桔梗。その色あいを |
初秋の里(くず・備中みどり餡製) 山の木々も少しずつ色づき、こぼれ萩の美しさに思わず立ちどまります。 冷やしても召し上がれます。 |
鬼灯ほおずき(ういろう・備中白あん製) まるで本物と見紛うような |
9月中旬〜10月中旬の上生菓子
白露(きんとん製粒あん) 深まりゆく秋に白露を見いだすのも |
こぼれ萩(ねりきり製小倉こしあん) 優しい秋風にこぼれる萩の花。 |
すすき野(ねりきり製小倉こしあん) 夕暮れに虫の音が秋の訪れを知らせる・・・そんなすすき野を表現しました。 |
大輪(きんとん製粒あん) 秋の実りを知らせかのように輪として味わい高く・・・ |
野菊(練りきり製小倉こしあん) 道端の可憐な花に思わず足を止めて・・・。 優しい色合いのお菓子に仕上げました。 |
夕焼け(外郎製備中白あん) 赤とんぼを追いかけた、幼き頃の思い出します。外郎で淡い色あいを出しております。 |
10月初旬〜11月中旬の上生菓子
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秋明菊(ねりきり・こしあん製) |
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11月下旬〜12月下旬の上生菓子
五節供 上巳の節句(ひな祭り)創作菓子
(練切り・こしあん製) | (練切り・こしあん製) | C.桃の花 (ういろ・黄身あん製) |
D.ひちきり 赤 |
F.ひちきり 白 (練切り・きんとん製) |
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五節供 端午の節句 創作菓子
A. 尚武かざり |
B. 唐衣 |
C. こいのぼり |
D. あやめくさ |
E. 花菖蒲 |
F. うつわかさね |
五節供 七夕の節句 創作菓子
五節供 重陽の節句 創作菓子
A. 着せ綿 |
B.菊重ね |
C.貴花の香 |
D.不老長寿 |
E.百代草 |
F.乱菊 |
季節の上生菓子各種は季節限定商品です。販売期間以外は販売しておりません。
(製造都合上により、一部変わる場合がございます。)
コチラの商品もお勧めです。いかがでしょうか?
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